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社会の新たな哲学~集合体、潜在性、創発~
篠原 雅武
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,080(税込)
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発行年月 |
2015年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
234p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/社会哲学 |
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ISBN |
9784409030899 |
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商品コード |
1019023850 |
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NDC分類 |
361.1 |
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基本件名 |
社会哲学 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年01月2週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019023850 |
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著者紹介
マヌエル・デランダ(著者):1952年メキシコシティ生まれ。哲学者、映像作家。70年代よりニューヨークで活動。著書に「機械たちの戦争」がある。
内容
組織や集合体から創造性はいかにして発生するのか物質的/非物質的諸条件、ネットワークによる交流の反復を軸に、小さな共同体から、企業、都市、国家、社会運動までをフラットに分析。有機体的社会観の乗り越えと、偶然的な創発の解明に挑んだ、新しい社会実在論の試み。*デランダは、観念論でも実証主義でも捉えられないものとして、社会を思考しようと試みる。つまり社会を、人間の心の作用とは独立のものとして思考することである。観念や概念のふるまいや、システムや社会構造や言説といった知的構築物では捉えられないものとして社会存在を考える、ということである。デランダは、このような知の転換が要請される理由について、次のように述べる。「今や、人類が直面している問題の多くは、直接的には観察できない物質的な過程によって引き起こされています。それはすなわち、環境や河川や海の緩慢な汚染であり、大量生産において規格化された労働の拡散を要因とする、人間の技能の緩慢な低落です。」(訳者解説より)