Leonardo da Vinci Rediscovered H 2350 p. 19
内容
没後500年を記念して、世界史上最も偉大な芸術家の一人であるレオナルド・ダ・ヴィンチの生涯と展望を現代の視点から考察した注目すべきレファレンスの登場です。
非凡な天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年-1519年)は何百年にもわたり称賛され、そして異論がないままにその称賛は続いています。画期的で重要な学術情報が追加された本書『レオナルド・ダ・ヴィンチの再発見』は、その遺産を引き継ぎつつ、同時に多面的な芸術家の生涯と作品を一から再検討しています。権威ある全4巻からなる本書は、偉人レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年を記念し、今まで誰も見たことがないダ・ヴィンチの肖像を描き出します。
レオナルド・ダ・ヴィンチの研究者として世界的に著名で、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の絵画・版画担当キュレーターであるカルメン・バンバック女史は、ダ・ヴィンチの最も重要であるけれども最も誤解されている部分について、彼の素描や絵、手稿といった入手可能な証拠を基に新しいナラティブを展開しています。バンバック女史は、まるで伝記のように、当時の記録資料や現存する4,000以上ものダ・ヴィンチのノートやメモなどを綿密に分析し、空前絶後の芸術家または思想家としての彼の進展について、詳細な情報を引き出していきました。約1,500の図表は、ダ・ヴィンチが紙とカンバスに残した驚くべき遺産の数々を掲載したものです。バンバック女史の包括的な研究を通し、ダ・ヴィンチは彼自信が生きた時代の具体化し、またそれを完全に超越する存在として登場し、歴史上最も偉大な芸術家であり科学者であり、そして発明家の一人として描かれています。