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古くて新しい国~ユダヤ人国家の物語~(叢書・ウニベルシタス 1168)

テオドール・ヘルツル  著

村山 雅人  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \4,400(税込)         
発行年月 2024年07月
出版社/提供元
法政大学出版局
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 410p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/ドイツ文学
ISBN 9784588011689
商品コード 1038579970
NDC分類 943.7
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年08月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/08/24
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038579970

著者紹介

テオドール・ヘルツル(著者):テオドール・ヘルツル(Theodor Herzl) 1860年5月2日ペスト(現ブダペスト)で生まれたオーストリアの作家、コラムニスト、ジャーナリスト、シオニズムの政治家。1894年『新自由新聞』パリ特派員としてドレフュス裁判を報道したことが契機となり、シオニストに転向。96年『ユダヤ人国家』を発表し、翌97年8月バーゼルで第1回国際シオニスト大会の開催を実現した。同年シオニズム機関誌『世界』を発行(1914年まで継続)し、1903年の第6回大会まで国際シオニスト機構総裁として大会を主導した。1904年7月3日ウィーン近郊エートラハのサナトリウムで病死。1948年5月14日イスラエル国家樹立が宣言された際、国家再興の祖とされ、49年、彼の遺体はウィーンからエルサレム近郊のヘルツル山の記念墓地に移された。主要作品に、戯曲『新しいゲットー』(1894、初演1898)、小説『古くて新しい国』(1902)、シオニズム運動を記録した『シオニズム日記 1895–1904』(没後刊行1922–23)のほか、戯曲、コラム、エッセー多数。
村山 雅人(翻訳):村山 雅人(ムラヤマ マサト) 1946年生まれ。元國學院大學教授。専門領域は19世紀末・両大戦間のウィーン文学、ウィーン文化史、ウィーンのユダヤ人問題。著書:『反ユダヤ主義──世紀末ウィーンの政治と文化』(講談社)。訳書:『ドラゴン──反社会の怪獣』(青土社)、『世紀末』(共訳、平凡社)、『ドイツ十八世紀の文化と社会』(共訳、三修社)ほか。論文:「オーストリア文学のひとつのはじまり──ヨゼフィニスムスとパンフレット文学」、「ウィーンの「モデルネ」」、「世紀末ウィーン文化とその社会的背景」、「カール・クラウスとユダヤ人問題」、「テオドール・ヘルツル『ユダヤ人国家』成立の過程」、「政治的シオニズムの発生と展開」、「マルティン・ブーバーと文化的シオニズム」、「長編『自由への道』──アルトゥール・シュニッツラーとユダヤ人問題」、「シオニズムと同化ユダヤ人」ほか多数。

内容

シオニズム運動の推進者であり、イスラエル建国の立役者として知られるユダヤ人作家、テオドール・ヘルツル(1860–1904)。シオニズムの宣言書『ユダヤ人国家』での構想をより克明に描き出し、1902年に発表後、多くの反響を呼んだ近未来小説の初邦訳。舞台はパレスチナに築かれた、他民族との共生を実現した超近代的で理想的な「新しい社会」であるユダヤ人の国。「イスラエルとは何か」、そのはじまりを考える最重要作。

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