KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載

薔薇のなかの蛇

恩田 陸  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,870(税込)         
発行年月 2021年05月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 316p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065230503
商品コード 1033024016
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2021/06/27
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033024016

著者紹介

恩田 陸(著者):1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞と第14回本屋大賞を受賞。

内容

変貌する少女。呪われた館の謎。
「理瀬」シリーズ、17年ぶりの最新長編!

英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。

可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。
正統派ゴシック・ミステリの到達点!

目次