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密室ミステリガイド(星海社新書 263)

飯城 勇三  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,650(税込)         
発行年月 2023年06月
出版社/提供元
星海社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 263p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/文学史
ISBN 9784065322178
商品コード 1036270901
NDC分類 902.3
基本件名 推理小説
書評掲載誌 毎日新聞 2023/07/02
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036270901

著者紹介

飯城 勇三(著者):ミステリ評論家・翻訳家。評論と翻訳の両面から日本の本格ミステリシーンに寄与し、とくにエラリー・クイーン研究の第一人者として知られる。本格ミステリ大賞・評論部門を『エラリー・クイーン論』(論創社)、『本格ミステリ戯作三昧』(南雲堂)、『数学者と哲学者の密室』(南雲堂)で三度受賞。論創社のエラリー・クイーン翻訳シリーズ〈EQ Collection〉の企画・編集・翻訳を務めるほか、訳書にフランシス・M ・ネヴィンズ『エラリー・クイーン 推理の芸術』(国書刊行会)、ジョゼフ・グッドリッチ編『エラリー・クイーン 創作の秘密』(国書刊行会)などがある。星海社新書からは『エラリー・クイーン完全ガイド』を刊行している。

内容

〈密室〉の独奏と変奏の歴史を辿る本格ミステリガイド!

密室ミステリ、それは本格ミステリというジャンルにおける最長・最大のテーマです。先行する作家が生み出した密室トリックをジャンピングボードとし、後続する作家が更なる斬新なトリックやバリエーションを追究するーーその連鎖により、古今東西で数多の密室ミステリの傑作が生み出されてきました。本書では、密室の独創と変奏の歴史を確かめるべく、『モルグ街の殺人』から始まる海外20作+『本陣殺人事件』から始まる国内30作の密室ミステリ・ベスト50をセレクト。問題篇ではネタバレなし・すべて図版付きで紹介し、解決篇ではネタバラシして考察します。新たな〈密室〉の可能性を切り拓くため、密室の歴史をこの本と共に駆け抜けましょう!

*以下、本書目次より抜粋
はじめに

第一部
密室ミステリ・ベスト50 問題篇
海外篇ベスト20
国内篇ベスト30

コラム1 HOW  密室はどう作られる?ーー密室トリックの分類
コラム2 WHY  密室はなぜ作られる?ーー密室作成動機の分類
コラム3 WHAT 密室ミステリ・NEXT50ーー次点50作

おわりに

注意! 第二部ではベスト50作品の真相を明かしています。
第二部
密室ミステリ・ベスト50 解決篇
海外篇ベスト20
国内篇ベスト30