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ロシア・ウクライナ戦争~歴史・民族・政治から考える~
松里 公孝,
大串 敦,
浜 由樹子,
遠藤 誠治
著
塩川 伸明
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\4,180(税込)
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発行年月 |
2023年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
367p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784490210910 |
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商品コード |
1036522634 |
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NDC分類 |
319.380386 |
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基本件名 |
ロシア-対外関係-ウクライナ |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年11月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/11/25 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036522634 |
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著者紹介
松里 公孝(著者):東京大学大学院法学政治学研究科教授。専門はロシア帝国史、ウクライナなど旧ソ連圏の現代政治。
東京大学法学部卒、同大学大学院法学政治学研究科で博士号取得。北海道大学スラブ研究センター助教授、同センター教授を経て、現職。
主な著書に『ポスト社会主義の政治――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制』(2021年)、『ウクライナ動乱――ソ連解体から露ウ戦争まで』(2023年、以上ちくま新書)、『東大塾 社会人のための現代ロシア講義』(共著、東京大学出版会、2016年)、『講座スラブ・ユーラシア学 第3巻 ユーラシア――帝国の大陸』(共編、講談社、2008年)などがある。
大串 敦(著者):慶應義塾大学法学部政治学科教授。専門はロシアおよびその他の旧ソ連諸国の政治。
獨協大学法学部法律学科卒、グラスゴー大学政治学部社会科学研究科で博士号取得。早稲田大学政治経済学術院助教、大阪経済法科大学法学部准教授、慶應義塾大学法学部政治学科准教授などを経て、現職。
主な著書に『ロシアの市民意識と政治』(共著、慶應義塾大学出版会、2008年)、『ポスト社会主義期の政治と経済――旧ソ連・中東欧の比較』(共著、北海道大学出版会、2011年)、『ロシア革命とソ連の世紀3――冷戦と平和共存』(共著、岩波書店、2017年)などがある。
浜 由樹子(著者):静岡県立大学大学院国際関係学研究科准教授。専門はロシアの思想・イデオロギー、国際関係史。
上智大学外国語学部ロシア語学科卒、津田塾大学大学院国際関係学研究科で博士号取得。津田塾大学学芸学部助教、ハーヴァード大学デイヴィス・センター客員研究員、一橋大学経済研究所研究機関研究員などを経て、現職。
主な著書に『ユーラシア主義とは何か』(成文社、2010年)、翻訳書に『ロシアのオリエンタリズム――ロシアのアジア・イメージ、ピョートル大帝から亡命者まで』(デイヴィド・シンメルペンニンク=ファン=デル=オイェ著、成文社、2013年)、『ファシズムとロシア』(マルレーヌ・ラリュエル著、東京堂出版、2022年)などがある。
遠藤 誠治(著者):成蹊大学法学部教授。専門は国際政治学・平和研究。
東京大学法学部三類(政治コース)卒、同大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。東京大学法学部助手、成蹊大学法学部助教授などを経て現職。オックスフォード大学セント・アントニーズカレッジ客員研究員、ウェルスリー・カレッジ客員研究員。
主な著書に『シリーズ 日本の安全保障』(全8巻、編集代表、岩波書店、2014-2015年)、『日本のオルタナティブ――壊れた社会を再生させる18の提言』(共著、岩波書店、2020年)、『第三の核時代――破滅リスクからの脱却』(共編著、長崎大学核兵器廃絶研究センター、2021年)、『国家安全保障の脱構築――安全保障を根本から考え直す』(編著、法律文化社、2023年)などがある。
塩川 伸明(編者):東京大学名誉教授。専門はロシア・旧ソ連諸国近現代史。
東京大学教養学部卒、同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、同大学法学部助教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。2013年定年退職。
主な著書に『現存した社会主義――リヴァイアサンの素顔』(勁草書房、1999年)、『多民族国家ソ連の興亡』(全3巻、岩波書店、2004-2007年)、『民族とネイション――ナショナリズムという難問』(岩波新書、2008年)、『ユーラシア世界』(全五巻、共編、東京大学出版会、2012年)、『歴史の中のロシア革命とソ連』(有志舎、2020年)、『国家の解体――ペレストロイカとソ連の最期』(東京大学出版会、2021年)などがある。
内容
ウクライナ情勢が泥沼化している。なぜ戦争は始まり、そしていつ終わるのか。様々な情報が飛び交う中、本書は、古代ルーシの歴史からこの地域の民族・宗教的背景、ウクライナ独立以降の現代政治、ナチズムをめぐり政治化する歴史認識問題、冷戦後の新世界秩序の問題など、それぞれの分野を代表する専門家が幅広い視野で戦争の背景を冷静に読み解く。第一線の専門家が叡智を集結して届ける渾身の一作は、この戦争について多角的な視点から考えるために欠かせない作品である。