KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載
丸善のおすすめ度

アルコホーリクス・アノニマスの歴史~酒を手ばなした人びとをむすぶ~

アーネスト・カーツ  著

葛西 賢太, 岡崎 直人, 菅 仁美  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,850(税込)         
発行年月 2020年09月
出版社/提供元
明石書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 608p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/内科学/全身性・一般的疾患
ISBN 9784750350769
商品コード 1032352584
NDC分類 493.156
基本件名 アルコール依存症
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年11月1週
書評掲載誌 読売新聞 2020/11/01、毎日新聞 2020/12/26
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032352584

著者紹介

アーネスト・カーツ(著者):ポーランド系米国人。高等教育を終えてカトリック司祭となったが、心理学と歴史学を学び直し、1978年にハーバード大学米国文化史学部において哲学博士号を取得した。古典となった本書『アルコホーリクス・アノニマスの歴史』のほか、ロングセラーの『不完全さを受け入れるスピリチュアリティ』、『スピリチュアリティを経験する』、『恥と罪』などの著作がある。アルコール依存に悩む人や、その家族、友人のための相談や、講演などを通しての啓発活動に従事しながら、ラトガース大学夏期学校アルコール研究学部や、アナーバーのミシガン大学自助グループ研究・知識普及センターにおいて、研究し、教鞭を執った。2015年に逝去。
葛西 賢太(翻訳):上智大学グリーフケア研究所特任准教授、宗教情報センター研究員。博士(文学)。教員としての最初の赴任先の新潟でAAに出会い、25年を超すご縁をいただく。『ケアとしての宗教』(共編著、明石書店)、『断酒が作り出す共同性』(単著、世界思想社)、ほか編著書多数。
岡崎 直人(翻訳):日本福祉教育専門学校精神保健福祉士養成学科学科長。修士(Master of Arts)。国立武蔵療養所、国立久里浜病院にてアルコール依存症者とその家族を支援する精神科ソーシャルワーカーとして働き、さいたま市こころの健康センター(精神保健福祉センター)所長として定年退職。AA元常任理事、ワールドサービス評議員。『米国アディクション列伝』(共訳、ジャパンマック)。
菅 仁美(翻訳):Hazelden Betty Ford Foundation Center City Case Manager. 修士(Master of Arts Addiction Studies)、ミネソタ州アディクションカウンセラー/LADC(Licensed Alcohol and Drug Counselor)。ひがメンタルクリニック、久喜すずのき病院にて精神保健福祉士として勤務後、2004年渡米。『セイン』、『ドロップ・ザ・ロック』(いずれも共訳、回復研セレニティプログラム)ほか。

内容

断酒にとりくむ自助グループ、アルコホーリクス・アノニマスの誕生から成熟までの年代記。自分の弱さ、不完全さを受け入れることの意味とは? 疎外と孤独から生まれる、本当の仲間とのつながりとは? 回復体験のなかに見いだされた逆説の教訓が心にしみる。

目次