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書評掲載

よく生きることはよく書くこと~ジャーナリスト千本健一郎の文章教室1985-2015~

千本 健一郎  著

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価格 \2,970(税込)         
発行年月 2022年04月
出版社/提供元
静人舎
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 547p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784909299185
商品コード 1034511054
NDC分類 914.6
書評掲載誌 朝日新聞 2022/04/16
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034511054

著者紹介

千本 健一郎(著者):1935年東京生まれ。1965年朝日新聞社入社。「週刊朝日」記者、「朝日ジャーナル」記者・副編集長・編集委員などを経て、出版局スタッフエディター。1985年から2015年まで30年にわたって朝日カルチャーセンター・文章教室の講師を務める。2019年歿。
〔著訳書〕
『「いい文章」の書き方』(1994年)、『「書く力」をつける本』(1998年、以上三笠書房)
『ラテンアメリカの小さな国』(ジョーン・ディディオン著、晶文社、1984年)
『イスラエルに生きる人々』(アモス・オズ著、晶文社、1985年)
『アラブ人とユダヤ人 「約束の地」はだれのものか』(デイヴィッド・K. シプラー著、朝日新聞社、1990年)
『ヨルダン川西岸─アラブ人とユダヤ人』(デイヴィッド・グロスマン、晶文社、1992年)
『贅沢な戦争─イスラエルのレバノン侵攻』(アモス・オズ著、晶文社、1993年)
『ユダヤ国家のパレスチナ人』(デイヴィッド・グロスマン、晶文社、1997年)
〔共著〕
『194…

内容

私たちは何のために 読む力をもち 書く技を磨くのか──「朝日ジャーナル」「週刊朝日」記者として健筆をふるい、朝日カルチャーセンターで30年を文章指導にささげた著者からのメッセージ。題材は国内外の社会情勢(戦争や差別問題など)から映画や文学まで諸事百般。その見識の冴え、書く対象に立ち向かう姿勢の剛毅にして飄々、偏らず、奇を衒わず、適度なユーモアも忘れず、そして何よりも明晰である文章は、「何を」「どのように」書くかについての見本帖となる一冊。それらは講義の余滴にとどまるものではなく、我々の心に “考えるための種” を蒔いてくれるものでもあり、それが次の段階の “書く” という言葉の芽吹きを促すものになっています。

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