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多様な社会はなぜ難しいか~日本の「ダイバーシティ進化論」~

水無田 気流  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,650(税込)         
発行年月 2021年04月
出版社/提供元
日本経済新聞出版社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 285p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784532177003
商品コード 1032825772
NDC分類 367.21
基本件名 女性問題
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年05月5週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032825772

著者紹介

水無田 気流(著者):社会学者・詩人、國學院大學経済学部教授
1970年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。詩人として2006年『音速平和』(思潮社)で中原中也賞受賞。2008年、『Z境』(思潮社)で晩翠賞受賞。社会学者として新時代の幸福論の考察、分析に取り組む。専攻は文化社会学、家族社会学、ジェンダー論。2016年より國學院大學経済学部教授。 

内容

「飲み会を断らない女」の問題の本質とは?

2012年第2次安倍政権初期の最重要政策として掲げられた「女性活躍推進」。あれから9年、女性の就業率こそ上がったものの、五輪組織委問題が象徴するようにジェンダー平等はいまだこの社会に根付かず、気づけば国際社会からどんどん取り残されている現実がある。
なぜ、日本社会にはダイバーシティが定着しにくいのか?
MeToo、#わきまえない女、イクメン、「あたしおかあさんだから」、女性入試差別等等、近年話題をよんだトピックをもとに、この国がかかえる問題の根源に迫る。

【本文より抜粋】
日本で女性がフルスロットルで「仕事も家庭も」両立して駆け抜けるには、重力に抗する並の努力が必要なのかも知れない。「自然体」などでいたら、とてもではないが不可能だ。
私は女性活躍推進関連政策を、「日本女性超人化計画」と呼んだ。

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