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映画の領分

四方田 犬彦  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \4,290(税込)         
発行年月 2020年06月
出版社/提供元
岩波書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,374p,7p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784000223058
商品コード 1031616001
NDC分類 778.2
基本件名 映画
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年08月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031616001

著者紹介

四方田 犬彦(著者):四方田犬彦(よもた いぬひこ)
1953年、大阪府箕面に生まれる。映画・比較文学研究家。エッセイスト。詩人。小説家。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。長らく明治学院大学教授として映画学を講じ、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学(ソウル)などで客員教授・客員研究員を歴任。現在は映画、文学、漫画、演劇、料理と、幅広い文化現象をめぐり著述に専念。学問的著作から身辺雑記をめぐるエッセイまでを執筆。映画関係の著作に『映画史への招待』『アジアのなかの日本映画』『日本映画と戦後の神話』(岩波書店)、『日本映画は信頼できるか』(現代思潮新社)、『怪奇映画天国アジア』(白水社)、『大島渚と日本』(筑摩書房)、『署名はカリガリ』(新潮社)、『映画と表象不可能性』(産業図書)、『無明内田吐夢』(河出書房新社)などが、編著に『日本映画は生きている』6巻(岩波書店)などがある。斎藤緑雨文学賞、サントリー学芸賞、講談社エッセイ賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞、鮎川信夫賞などを受賞。

内容

誕生して百二十年余りが経過した映画は、地上のあらゆる言葉と音と映像を統合していくシステムといえる。誕生以来、製作と受容の在り方は恐ろしく多様化し、大衆娯楽にも総合芸術にもなりうるが、そのような映画という表象体系の持つ無限の可能性と論理を、その本質に自覚的な世界中の映画監督を切口に、改めて問い直す試み。

目次