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デジタル化する新興国~先進国を超えるか、監視社会の到来か~(中公新書 2612)

伊藤 亜聖  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \902(税込)         
発行年月 2020年10月
出版社/提供元
中央公論新社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 246p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/情報学一般・その他
ISBN 9784121026125
商品コード 1032324038
NDC分類 007.3
基本件名 情報と社会
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年11月5週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2020/11/21、日本経済新聞 2020/11/21、毎日新聞 2020/11/21、読売新聞 2020/12/06
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032324038

著者紹介

伊藤 亜聖(著者):伊藤亜聖

1984年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程満期退学。博士(経済学)。専門は中国経済論。人間文化研究機構研究員などを経て、2017年4月から東京大学社会科学研究所准教授。単著に『現代中国の産業集積―「世界の工場」とボトムアップ型経済発展』(名古屋大学出版会、2015年、大平正芳記念賞、清成忠男賞受賞)、共編著に『現代アジア経済論―「アジアの世紀」を学ぶ』(有斐閣、2018年)など。

内容

デジタル技術の発展は、新興国・途上国の姿を劇的に変えつつある。中国、インド、そしてアフリカ諸国は今や最先端技術の「実験場」と化し、スーパーアプリや決済などで先進国を超える面すら生じている。一方、デジタル化は良質な雇用を生まないのでは、権威主義国家による監視が強化されるのでは、と負の側面も懸念される。技術が増幅する「可能性とリスク」は新興国をいかに変えるか。そして日本はどうすべきなのか。