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<反延命>主義の時代~安楽死・透析中止・トリアージ~
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在庫状況
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お届け予定日
1週間
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価格
\2,420(税込)
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発行年月 |
2021年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
302p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般 |
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ISBN |
9784768435885 |
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商品コード |
1033396135 |
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NDC分類 |
490.154 |
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基本件名 |
安楽死 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年09月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2021/08/14 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033396135 |
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著者紹介
小松美彦(著者):1955年東京生まれ。一九八九年、東京大学大学院理学系研究科・科学史科学基礎論博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院総合文化研究科客員教授。博士(学術)。専攻は、科学史・科学論、生命倫理学、死生学。
市野川容孝(著者):1964年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院総合文化研究所教授。専攻は社会学。
堀江宗正(著者):1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター教授。死生学、スピリチュアリティ研究。2000年、東京大学大学院人文社会系研究科宗教学宗教史学博士課程満期退学。博士(文学)。聖心女子大学文学部准教授を経て現職。
内容
近年の日本では、「延命」という言葉が否定的な意味で使われることが多くなった。「延命」は医学の当為だが、それに異を唱える潮流が〈反延命〉主義として現れ、勢いを増している。社会保障の財源や医療資源の不足、日本人の死生観などを根拠に、「生産性」のない生の価値を否定し、改善の見込みのない苦痛を長く味わわせることの非倫理性を説くなど、その事象はさまざまである。本書では、それらをある程度網羅し、さらに過去から現代に至る歴史的経緯を解明する論考が並んでいる。