郡司　篤晃 　著

内容

目次

序文　３第１部　シンポジウム「医療と福祉における市場の役割とその限界」　９はじめに　１０１　イギリスの新しい医療政策と福祉政策：市場の役割と変化　ハワード・クレナスター　１３新たなる接近法　１３Ⅰ　より広い文脈　１５１　戦後の「契約」２　契約の破棄と変更：推進の諸力　１６３　ベバリッジの約束は破られた　１７Ⅱ　イギリスにおける医療改革と分配制度　２０１　変化への圧力　２０２　改変の理由　２２３　サッチャー改革の詳細　２３４　新たな労働党の反応　２５Ⅲ　長期ケアの財源　２８１　複雑な資金の流れ　２９２　多数意見　３５３　少数意見　３８　４　労働党の反応　３９結論　４１ディスカッサント（武川正吾）４３２　国家と市場と福祉　ジュリアン・ルグラン　４７１動機と政策　４８２代理人と政策　５１３動機の軸と代理人　５２４福祉における市場　５３５利他から利己へ　５８６利用者から消費者へ　６１結論　６４付論　イギリスのＮＩＳ改革　６４ディスカッサント（郡司篤晃）６８３最良の質と価値のための介入：イギリスにおける社会的ケア市場マーティン・ナップ　７３１法、政策、評価のフレームワーク　７３２購入者　７８３提供者　８１４介入　８８５ケア計画と提供　９３６利用者と介護者　９５７結論　未来への問い　９６ディスカッサント（京極高宣）１０５司会　まとめ　（小谷直道）１１０第２部　ディスカッション「日本の医療と福祉における市場の役割とその限界」１１３１　日本における福祉国家と市場　武川正吾　１１５１福祉国家の日本モデル　１１５２社会政策における準民営化と準市場　１２０　まとめ　１２５討論Ⅰ　１２７２日本における医療準市場の分析　郡司篤晃　１３０はじめ　１３０Ⅰ日本医療制度小史　１３１１　日本の近代化　１３１２第二次大戦後の病院建設　１３３３　健康保険制度　１３９　　　結論　１４２Ⅱ　医療民営化の影響　１４３１医療システムの評価　１４３２日本の医療システムの評価　１４４３効率に関する国際比較　１４６４医療費高騰の要因　１４７５日本における医療費削減政策　１５４６医療の地域差　：需要の誘発と競争　１５９結論　１６４討論２　１６８３日本の介護保険制度をめぐる争点と政策的論議　八代尚宏　１７３はじめに　１７３１介護保険の目的２介護保険の負担と給付の関係　１７５３受給基準の明確化　１７８４多様な経営主体の参入　１８０討論３　１８４講演者・ディスカッサント紹介　１９７