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メガトレンド~世界の終わりと始まり~
発行年月 |
2017年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
261p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784822238971 |
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商品コード |
1025173638 |
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NDC分類 |
304 |
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基本件名 |
未来論 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2017年09月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025173638 |
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著者紹介
川口 盛之助(著者):イリノイ大学修士課程修了。盛之助代表取締役社長。日経BP社、日経BP総研、未来研究所アドバイザー。著書に「オタクで女の子な国のモノづくり」など。
内容
まえがき抜粋ビッグデータや人工知能、ロボット技術などの発達が人間の仕事を奪い取るとの懸念がある。一方で再生医療や遺伝子治療は人間の寿命をさらに伸ばそうとしている。これ以上長生きしたら、子供の世代に回すはずの予算を生きているうちに使い果たしてしまいそうだ。社会構造も急激に変化しつつある。製造業のサービス産業化が進み、シェアリングエコノミーやフラット社会、オープンソサエティーなどの登場は、組織構造や価値基準が大きく変わりつつあることを感じさせる。グローバル化する世界を見れば、国境を越えたヒト・モノ・カネの流動性は高まるばかりだ。強大化する市場原理は国家を飲み込んで、国家経営も企業的な振る舞い方をするようになってきた。先進国が足踏みをする傍らで勢いづくエマージング諸国。前者は少子化に悩み、後者は人口爆発に頭を抱える。国内では格差社会が深刻化する一方で、先進国と途上国の経済格差は着実に縮小している。世界中にテロの拡散が懸念されながらも、世界のツーリズム産業は史上かつてない勢いで成長中だ。様々な矛盾を抱えながら、メディアは旧システムの限界論を叫ぶ。資本主義の限界、民主主義も疲弊、国家制度は破たんし、国連も機能不全だと。確かに事態は以前よりはるかに複雑化してはいる。<中略>こうした事情を抱えながらも、世界経済に影響を与えるほどにまで成長する国の数は確実に増え、それだけ構造は複雑になる。結果として、先も見通しづらくなったといえるだろう。それを解きほぐそうと、様々な国の様々な分野の専門家たちが、それぞれの目線で精緻に分析した結果を解説する。さらには、これら一次情報を核として様々に加工・再編集した二次創作の未来予測記事が生み出されていく。それらは、1つを取り出してみたときにはそれなりの説得力があるかもしれない。ただし、しばしば、ほかの予測とは全く違ったものであったりする。こうしたバラバラの未来図を多数決で足し合わせても、論理的でも何でもない、ただの空想図にも似たものになってしまうだろう。本書は、こうした「専門家による各論を足し合わせた未来予測」ではない。もちろん、世界中に多く存在する予測は総覧しているが、それをもって具体的な未来図とはしていない。あくまで社会構造や人の価値観に大きな変化を与えるテーマを導き出すための資料として抽出したテーマを集約し、独自に9つのメガトレンドとして提示した。この9つのメガトレンドこそが、生活風景や事業運営の未来を考える際に、分野を問わず、影響力が極めて大きな潮流といえるものである。これを導き出す作業は、世に溢れる未来情報を片っ端から収集し、読み込むところから始まる。その中から「光る示唆」を選び出し、それぞれの関係性を調整したうえでストーリーとしてまとめ上げるのである。それは、数年を要する膨大な作業である。日々の実務に追われる多くの方には、まず不可能な作業であろう。そこで、筆者が代表として、この力仕事を遂行し、その結論だけを極力分かりやすく解説した。それが本書である。