KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載

歩く亡者~怪民研に於ける記録と推理~

三津田 信三  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 2ヶ月以内 
価格 \2,090(税込)         
発行年月 2023年06月
出版社/提供元
KADOKAWA
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 323p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784041124123
商品コード 1036007792
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2023/07/09
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036007792

著者紹介

三津田 信三(著者):2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、映画化もされ話題を呼んだ『のぞきめ』、『禍家』『凶宅』『魔邸』からなる〈家三部作〉、『黒面の狐』『わざと忌み家を建てて棲む』『忌物堂鬼談』など多数。

内容

瀬戸内にある波鳥町。その町にある、かつて亡者道と呼ばれた海沿いの道では、日の暮れかけた逢魔が時に、ふらふらと歩く亡者が目撃されたという。かつて体験した「亡者」についての忌まわしい出来事について話すため、大学生の瞳星愛は、刀城言耶という作家が講師を務める「怪異民俗学研究室」、通称「怪民研」を訪ねた。言耶は不在で、留守を任されている天弓馬人という若い作家にその話をすることに。こんな研究室に在籍していながらとても怖がりな馬人は、怪異譚を怪異譚のまま放置できず、現実的ないくつもの解釈を提示する。あの日、愛が遭遇したものはいったい何だったのか――(「第一話 歩く亡者」)。ホラー×ミステリの名手による戦慄の新シリーズ始動!

目次