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なぜ中間層は没落したのか~アメリカ二重経済のジレンマ~

ピーター・テミン  著

栗林 寛幸  編
猪木 武徳  他
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,970(税込)         
発行年月 2020年05月
出版社/提供元
慶應義塾大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 23p,325p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史
ISBN 9784766426748
商品コード 1031590247
NDC分類 332.53
基本件名 アメリカ合衆国-経済
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年07月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2020/07/18、日本経済新聞 2020/08/01、日本経済新聞 2021/01/16
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031590247

著者紹介

ピーター・テミン(著者):1937年生まれ。米国マサチューセッツ工科大学名誉教授。専門は経済史。アメリカの大恐慌の研究で知られる。邦訳された著作に『大恐慌の教訓』(東洋経済)、共著に『リーダーなき経済』(日本経済新聞出版社)、『学び直しケインズ経済学』(一灯舎)がある。
栗林 寛幸(編者):1971年生まれ。一橋大学経済研究所研究員。東京大学教養学部教養学科国際関係論卒業、ケンブリッジ大学大学院修士課程修了(経済学)。訳書にビンモア『正義のゲーム理論的基礎』、バスー『見えざる手をこえて』(以上、NTT出版)、監訳にマーモット『健康格差』(日本評論社)がある。
猪木 武徳(他):1945年生まれ。京都大学経済学部卒業。米国マサチューセッツ工科大学大学院修了。大阪大学経済学部教授・学部長を経て、2002年より国際日本文化研究センター教授。2008年、同所長。日本学術会議会員。著書に『戦後世界経済史』(中公新書)、『自由の条件』(ミネルヴァ書房)、訳書にテミン『大恐慌の教訓』(共訳、東洋経済新報社)がある。

内容

トランプ大統領を生み出した「アメリカの分断」はなぜ起こったのか。富裕部門と貧困部門の二極化を固定する政治経済の政策、人種・ジェンダー差別、大量投獄、教育・インフラの危機まで、もともとは発展途上国の分析のために開発された「二重経済」モデルによって明晰に分析する。アメリカ経済史の大家からの警告。

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