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ドストエフスキー『悪霊』の概要展望と深層構造~悪魔のヴォードヴィル的空間~

清水 孝純  著

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価格 \2,750(税込)         
発行年月 2022年09月
出版社/提供元
鳥影社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 265p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/その他の文学
ISBN 9784862659774
商品コード 1034874591
NDC分類 983
基本件名 悪霊
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年10月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034874591

著者紹介

清水 孝純(著者):清水孝純(しみず たかよし)
1930 年東京生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程を修了後、日本大学講師 を経て、1969 年九州大学教養部助教授。1976 年同教授。同大学退職後、福岡大学人文学 部教授を経て、現在九州大学名誉教授。

主な著書
『小林秀雄とフランス象徴主義』(審美社 1980)
『ドストエフスキー・ノート 『罪と罰』の世界』(九州大学出版会、第1回池田健太郎賞受賞 1981)
『西洋文学への招待 中世の幻想と笑い』(九州大学出版会 1982)
『祝祭空間の想像力 ヨーロッパ中世文学を読む』(講談社学術文庫 1990)
『幻景のロシア ペレストロイカの底流』(九州大学出版会 1991)
『漱石 その反オイディプス的世界』(翰林書房 1993)
『道化の風景 ドストエフスキーを読む』(九州大学出版会 1994)
『交響する群像(『カラマーゾフの兄弟』を読む 1)』(九州大学出版会 1998)
『漱石そのユートピア的世…

内容

われわれは今、「悪魔の黙示録」の世界を生きているのか? ドストエフスキー生誕200年をすぎて、21世紀の今日また切実さをもって甦る名作を、長年ドストエフスキー研究・比較文学に携わってきた第一人者が徹底解析する。
これは「悪魔のヴォードヴィル」を内包する黙示録的世界なのだ。(本文より)
スタヴローギンは何故自殺したのか? ピョートルはメフィストーフェレス? ドストエフスキー版『父と子』の物語。

目次