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亜鉛の少年たち~アフガン帰還兵の証言~ 増補版

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ  著

奈倉 有里  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,520(税込)         
発行年月 2022年06月
出版社/提供元
岩波書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,434p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/その他の文学
ISBN 9784000613033
商品コード 1034591856
NDC分類 986
基本件名 アフガニスタン-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年08月2週
書評掲載誌 毎日新聞 2022/07/16、読売新聞 2022/08/21、朝日新聞 2022/09/17、読売新聞 2022/10/09、毎日新聞 2022/12/17、読売新聞 2022/12/25、日本経済新聞 2023/02/18
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034591856

著者紹介

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(著者):スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(Светлана Алексиевич)
1948年ウクライナ生まれ.国立ベラルーシ大学卒業後,ジャーナリストの道を歩む.綿密な聞き書きを通じて一般市民の感情や記憶をすくい上げる,多声的な作品を発表.
戦争の英雄神話をうち壊し,国家の圧制に抗いながら執筆活動を続けている.邦訳作品に『戦争は女の顔をしていない』『ボタン穴から見た戦争――白ロシアの子供たちの証言』(岩波現代文庫),『完全版チェルノブイリの祈り――未来の物語』『セカンドハンドの時代――「赤い国」を生きた人びと』(岩波書店)など.2015年ノーベル文学賞受賞.
奈倉 有里(翻訳):奈倉有里(なぐら ゆり)
1982年東京生まれ.ロシア国立ゴーリキー文学大学卒業.
東京大学大学院博士課程満期退学.博士(文学).著書に『夕暮れに夜明けの歌を――文学を探しにロシアに行く』(イースト・プレス),『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷),訳書にミハイル・シーシキン『手紙』,リュドミラ・ウリツカヤ『陽気なお葬式』(以上新潮クレスト・ブックス),ウラジーミル・ナボコフ『マーシェンカ』(新潮社「ナボコフ・コレクション」),サーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』『赤い十字』(集英社)など.

内容

「国際友好の義務を果たす」という政府の方針でアフガニスタンへ送り出されたソ連の若者たち。やがて彼らは一人、また一人と、亜鉛の棺に納められ、人知れず家族のもとへ帰ってきた……。作家がみずからの目と耳で体験し書き留めた同時代の戦争の記録。作品発表後に巻き起こった裁判の顚末など大幅に増補した、最新の版に基づく新訳。

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