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ホッブズの哲学体系~「生命の安全」と「平和主義」~

ノルベルト・ボッビオ  著

田中 浩, 中村 勝己, 千葉 伸明  翻訳
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価格 \4,620(税込)         
発行年月 2018年04月
出版社/提供元
未来社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 349p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論
ISBN 9784624011987
商品コード 1027354137
NDC分類 311.233
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年06月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027354137

著者紹介

ノルベルト・ボッビオ(著者):ノルベルト・ボッビオ(1909年-2004年)、イタリアの思想家、法哲学者、政治思想史家。
1935年から79年にかけてカメリーノ大学、シエーナ大学、パードヴァ大学、トリーノ大学で法哲学や政治哲学の教授を歴任し、『法の一般理論にかんする研究』(1955年)、『法体系の理論』(1960年)、『自然法思想と法実証主義』(1965年)、その他多数の法哲学関係の著作を発表している。また、『ホッブズからマルクスへ』(1965年)、『ヘーゲル研究――法、市民社会、国家』、『トマス・ホッブズ』(1989年)などの数多くの思想史研究がある。
田中 浩(翻訳):田中 浩
1926年生まれ。法学博士、政治学・政治思想専攻。一橋大学名誉教授。『田中浩集』全10巻(未來社)のほか、編著に『国家思想史』『日本の国家思想』(青木書店)、『近代日本のジャーナリスト』『現代世界と国民国家の将来』(御茶の水書房)、『思想学の現在と未来』『ナショナリズムとデモクラシー』『EUを考える』(未來社)ほか。共訳書にボルケナウ『封建的世界像から近代的世界像へ』(みすず書房)、ホッブズ『リヴァイアサン』(河出書房新社)、『哲学者と法学徒との対話』(岩波書店)、シュミット『政治的なものの概念』『政治神学』『大統領の独裁』『合法性と正当性』『独裁』、ミルトン『イングランド宗教改革論』『教会統治の理由』『離婚の教理と規律』『離婚の自由について』、ワトキンス『ホッブズ』、タック『トマス・ホッブズ』、フィルプ『トマス・ペイン』(未來社)ほか多数。
中村 勝己(翻訳):中村 勝己
1963年生まれ。専攻はイタリア政治思想史。訳書にアガンベン『例外状態』(共訳、未來社)、ネグリ『戦略の工場』(共訳、作品社)、ボッビオ『光はトリノより』(青土社)ほか。
千葉 伸明(翻訳):1970年生まれ。専攻は社会思想史。訳書に、ネグリ『戦略の工場』(共訳、作品社)など。

内容

16世紀の大思想家トマス・ホッブズの哲学の全貌を20世紀イタリアを代表する政治哲学者ボッビオが体系的に読解し、その現代性を提示する。ホッブズ哲学が根底にもつ平和主義と市民社会論の見地から代表作『リヴァイアサン』はもとより『市民論』なども高く評価する。数多くのホッブズ論のなかでも出色の論集。ボッビオ晩年の著作、待望の翻訳。

ノルベルト・ボッビオ(1909年-2004年)、イタリアの思想家、法哲学者、政治思想史家。
1935年から79年にかけてカメリーノ大学、シエーナ大学、パードヴァ大学、トリーノ大学で法哲学や政治哲学の教授を歴任し、『法の一般理論にかんする研究』(1955年)、『法体系の理論』(1960年)、『自然法思想と法実証主義』(1965年)、その他多数の法哲学関係の著作を発表している。また、『ホッブズからマルクスへ』(1965年)、『ヘーゲル研究――法、市民社会、国家』、『トマス・ホッブズ』(1989年)などの数多くの思想史研究がある。

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