著者紹介
ヴィクトリア・L・ダンクリー(著者):米国の精神科医・医学博士。特に小児対象の統合的な精神医学の実践で定評があり、過去10 年間で、通常の治療法で効果が見られなかった子どもたち数百人を「お金も薬も使わない」デジタルデトックスの方法で救っている。デジタルスクリーン、環境要因、食事療法、投薬が行動に及ぼす影響の研究で受賞歴多数。特にデジタルスクリーンについては、200を超える文献・論文をもとにまとめ米国ベストセラーとなった本書で、子どもの気分・睡眠・認知・行動の問題を引き起こし、小児性肥満症の要因になっていると述べている。メンタルヘルス専門家として、NBC『トゥデイ』『ナイトリー・ニュース』などにも出演。
鹿田昌美(翻訳):翻訳家。国際基督教大学卒業。絵本、小説、ビジネス、子育て本など数十冊の英文書籍を翻訳してきた。翻訳書に、ドラッカーマン著『フランスの子どもは夜泣きをしない』アレキサンダー&サンダール著『デンマークの親は子どもを褒めない』(集英社)、カチロー著『いまの科学で「絶対にいい! と断言できる 最高の子育てベスト55』(ダイヤモンド社)などがある。翻訳経験と子育ての経験を生かした著書に『「自宅だけ」でここまでできる!子ども英語超自習法』(飛鳥新社)がある。
川島隆太(監修):東北大学加齢医学研究所所長・医学博士。1959年生まれ。東北大学医学部卒。同大学大学院医学研究科修了。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員。東北大学加齢医学研究所では7万人以上の子どもの脳と認知機能の発達を10 年間追跡調査した。そこから特にスマホを使った場合に学力が大幅に下がることを発見、スマホが子どもの脳に与える深刻な影響に警鐘を鳴らしている。
内容
『スマホ脳』の数年前
すでに「デジタルスクリーン」に警鐘を鳴らしていた
米国ベストセラー、ついに日本上陸!
10万部のベストセラー『脳を鍛えるには運動しかない』の
ジョン J. レイティ博士も本書を大絶賛!
200を超える精神医学、心理学の文献と数百の臨床事例をもとに
丁寧にまとめられた内容。
ハーバード・メディカル・センターなどの専門家たちも推薦!
◆いつもはやさしい子なのに、なぜ?
・ゲームやSNSをしているときは、ちょっと声をかけるだけでイライラしたり、感情的な反応が返ってくる。
・スマホを持ってから、友人関係での悩みが増えたり涙もろくなった。
・スマホやゲームを取り上げようとすると、攻撃的になったり、パニックになる。
・ゲームがやめられず、学力が下がった、受験に失敗した。
子どもに、このような悩みを抱えていませんか?
もしかするとお子さんの脳は、
デジタル機器から深刻なダメージを受けているかもしれません。
医学界でも「デジタルスクリーンが及ぼす悪影響」についての
研究データは次々と発表されているのに、
「デジタルスクリーンのよい影響」については、
はっきりとしたエビデンスがほとんど存在していないのが現実です。
それを証明するかのように、
ITの第一線にいるシリコンバレーのCEOや経営者たちは
子どもたちを「ローテク」の学校に入れ、
大きくなるまではデジタル機器にさわらせません。
スクリーンから解放された子どもの脳は、
本来の力を取り戻し、ぐんぐん成長していきます。
本書の「完全回復プログラム」で
一刻も早くダメージから回復してあげましょう。
◆米国だけじゃない。世界からも感動の声、続々!
「スクリーンのついたデバイスを持っていたら、必読。子どもを持つ親なら、なおさら購入して!」―――アメリカ
「プログラムを実行することで、息子の行動が劇的に改善しました。この本を、すべての親に強くお勧めします」―――カナダ
「子どもの状況は確実によくなっています。もう悩む必要はありません」―――カナダ
「この本は、私の家族の生活を救ってくれました!!! 今のデジタル時代に欠かせない本です」―――ドイツ
「あなたの子どもの脳がデジタル機器にハッキングされていると感じたら、この本を読んですぐに行動を起こしてほしい」―――イギリス