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地球に住めなくなる日~「気候崩壊」の避けられない真実~

デイビッド・ウォレス・ウェルズ  著

藤井 留美  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,090(税込)         
発行年月 2020年03月
出版社/提供元
NHK出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 286p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/地球科学/気象学
ISBN 9784140818138
商品コード 1031439335
NDC分類 451.85
基本件名 地球温暖化
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年04月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031439335

内容

知られざる「戦慄の未来」を明らかに。話題騒然の警告の書。

平均気温が4℃上昇した世界はどうなるのか?

現状の二酸化炭素排出ペースが続けば、今世紀末までに平均気温が4℃上昇するという予測が現実味を帯びてきます。4℃の上昇で、下記のことが起こります。

・地球規模の食料危機が毎年発生する。
・酷暑関連の死者が全体の9パーセント以上を占める。
・複数の気象災害が1か所で同時発生することが増え、損害は世界全体で600兆ドルに達する。
・紛争や戦争が倍増する。

現状での「最良の予測」とされる2℃であっても、4億人が水不足に見舞われ、北半球でも夏の熱波で数千人の死者が出るとされています。しかももっと早くその世界が訪れるかもしれません。温暖化がもたらすものは海面の上昇だけではありません。殺人的な熱波、大規模な洪水・山火事、深刻な大気汚染、経済破綻、気候戦争など、さまざまな脅威が複雑に絡みあい、壊滅的な状況へと向かわせるのです。本書で描かれるのは、温暖化が進むとどうなるかの具体的な世界です。人々の生活や、社会、政治、経済の変化がリアルにあぶり出され、「最悪の未来」が訪れたらどうなるのか実感できるでしょう。戦慄の未来を回避するために残された時間はわずかです。著者は警鐘を鳴らすとともに、エネルギーおよび輸送システム、農業・工業などの面から、大転換を遂げるために何をすべきかを提言、より良い未来へと希望をつなげます。

各氏絶賛!
福岡伸一氏「今、手を打たなければ最悪の未来を迎える。全世界必読の書」
坂本龍一氏「これは未来の話ではない、今、ここにある危機だ。人類はこれを乗り越えることができるのか。終末を迎えるのか。どこに希望はあるのか」
中川翔子氏「わたしたちが当たり前に過ごしてきた日々は、奇跡であり、尊い。人類滅亡の可能性から生き延びるための生存戦略がここにある」
水野和夫氏「現在の資本主義をとるべきか、未来に向けて気候変動の回避をとるべきか、それが21世紀の問題だ」
荻上チキ氏「〝地球温暖化〞ではなく〝気候危機〞の時代。グレタ・トゥーンベリは〝私ではなく科学者の話を聞け〞と叫んだ。今何が起きているのか。豊富なデータを通じて、サイエンスの声を届ける力作」

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