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文学の歴史をどう書き直すのか~二〇世紀日本の小説・空間・メディア~
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
1週間
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価格
\2,750(税込)
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発行年月 |
2016年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
252p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784305708236 |
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商品コード |
1023347211 |
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NDC分類 |
910.26 |
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基本件名 |
日本文学-歴史-近代 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年01月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2017/01/29 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023347211 |
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著者紹介
日比 嘉高(著者):名古屋市出身。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。博士(文学)。名古屋大学大学院文学研究科准教授。近現代日本文学・文化、移民文学、出版文化が専門。
内容
文学の歴史を書き直すために、何に出会い、どう書くか。 さまざまな切り口がいざなう、近代日本文学研究の可能性。 既存の思考の呪縛のうちにある、「文学研究」を取り囲む〈枠〉と格闘し、どうもがいたか。「空間」「文学史」「メディア」をテーマに、全11章で考えていく書。 【 小説は何をどのように書いてもよいと、鷗外が言ったとき、彼は「夜の思想を以て」と付していた。ここまで私は、文学研究は何をどのように書いてもよいといい、文学研究と隣接領域との交通の重要さを主張したわけだが、しかしそもそも「文学(研究)」の内/外という物言い自体が、既存の思考の呪縛のうちにある。「文学」と「研究」がその姿を変えないまま「外」といくら交渉を重ねても、一時しのぎの意匠が増えていくだけだろう。 本当に新しいものは、見晴らしのきく昼の世界においては見つからない。わかりきったルーティーンの作業と、それに慣れきった思考が支配するのが昼の世界である。鷗外は役所勤めでへとへとになった自分を一度眠らせ、深夜に起き出して原稿を書いた。「昼の思想と夜の思想とは違ふ」(「追儺」五八七頁)。昼の怠惰な明澄さを眠らせ、文目も分かぬ「夜の思想」にいかに分け入るか。そこで何に出会い、どのように書いていくのか。もちろん、夜の冒険は昼の冒険よりも格段に難しい。】……本書「空間・文学史・メディア 何に出会い、どう書いていくのか」より