KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

強迫性障害の認知行動療法

デイヴィッド・A.クラーク  著

勝倉 りえこ, 小泉 葉月, 小堀 修  翻訳
原田 誠一, 浅田 仁子  監修
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \4,620(税込)         
発行年月 2019年12月
出版社/提供元
金剛出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 388p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患
ISBN 9784772417396
商品コード 1031230493
NDC分類 493.74
基本件名 強迫性障害
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2020年01月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031230493

内容

強迫性障害(OCD)は,未解明の部分が多々ある疾患であり,多種多様な認知,行動,感情的症状が混在しつつ,ひとつの病名でまとめられているため,研究者と臨床家にとって特に手ごわい対象になっている。また,症状はしばしば慢性の経過をたどり,時に増悪が見られ,患者にさまざまな悪影響を及ぼす。
OCDの認知行動療法(CBT)は,認知行動理論とその研究から生まれた効果的な介入法である。
本書では,疾患の概観や症候学に触れつつ,OCDの認知的基盤に関する新たな理論と研究結果を活用して具体的な治療内容を示している。また,理論の二つの重要な柱として,正常体験としても発生しうる強迫観念や強迫行為が,どのような場合に精神病理体験になるのか,それが原因で苦痛や生活の支障が生じている場合,どのような治療が有効なのかという問題を常に道標とする。
本書は,Aaron T. Beckから手ほどきを受けた著者によって,科学者であり実践者でもある立場から書かれた,CBTを臨床に適用させるための画期的な研究と実践の書である。

目次