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AI原論~神の支配と人間の自由~(講談社選書メチエ 672)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,760(税込)
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発行年月 |
2018年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
197p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/情報学/人工知能 |
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ISBN |
9784062586757 |
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商品コード |
1027049083 |
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NDC分類 |
007.13 |
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基本件名 |
人工知能 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年05月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2018/05/27 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027049083 |
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著者紹介
西垣 通(著者):1948年生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。日立製作所、スタンフォード大学でコンピューター・システムの研究開発に携わったのち、明治大学教授、東京大学教授を歴任。現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授。東京大学名誉教授。工学博士。専門は、情報学・メディア論。
著書に、『AI』(講談社現代新書)、『デジタル・ナルシス』(岩波現代文庫、サントリー学芸賞)、『ペシミスティック・サイボーグ』(青土社)、『マルチメディア』(岩波新書)、『基礎情報学』(NTT出版)、『集合知とは何か』(中公新書)、『ネット社会の「正義」とは何か』(角川選書)、『ビッグデータと人工知能』(中公新書)ほか多数。
内容
第三次ブームを迎えたAIの進化は、われわれの生活を避けようもなく変えつつある。自動運転、投資相談、医療診断など、以前では想像もできなかった領域にAIが入り込んでいく中で、30年以内にAIの知性が人間を超越する、という「シンギュラリティ(技術特異点)」仮説を唱える専門家さえいる。われわれを待っているのは「薔薇色の未来」なのか? 半世紀にわたってAIを間近で見てきた第一人者が投げかける大切な問い。
ここのところ「スマートスピーカー」の宣伝をよく目にします。名だたる企業が競うように発売し、これを導入すると、どれほど生活が便利になるかを伝えています。スマートスピーカーは「AIスピーカー」とも呼ばれるように、AI(人工知能)が搭載されています。囲碁や将棋でAIがプロに勝った、というニュースを聞くようになってから、もうずいぶん経ちますが、今や自動運転、投資相談、医療診断など、以前では想像もできなかった領域にAIは進出しつつあります。そして、30年以内にAIの知性が人間を超越する、という「シンギュラリティ(技術特異点)」仮説を唱える専門家さえ出てきています。
そこに待っているのは「薔薇色の未来」でしょうか? 便利さ、というものに目を奪われて、しっかり考えることなく、さまざまな判断をコンピュータに委ねてしまうことになって、だいじょうぶなのでしょうか?
本書は、半世紀近くにわたってAIの栄枯盛衰を間近で見てきた第一人者からの提案の書です。──先に進む前に、いったん立ち止まって、きちんと考えてみませんか?
現在のAIブームとも呼ぶべき状況は、1950~60年代の第一次ブーム、1980年代の第二次ブームに続く三度目のものになります。本書は、それらの歴史を振り返り、それぞれの時期に何が可能になったのか、何が不可能であることが分かったのか、そしてそれは今日に至って解決されたのか、といった点を分かりやすく整理します。
その上で、今、世界中で注目されるフランスの哲学者カンタン・メイヤスーの議論を手がかりにして、AIが目指しているのはどんな世界なのかを探っていきます。そこで明らかになるもの、それは「絶対知をもつ神に人間が近づいていく壮大なストーリー」にほかなりません。もしもそのストーリーが現実のものになったとしたら、「自由意思」や「責任」といったものはどうなるのでしょう?
AIとよく付き合うために、本書は大切な問いを投げかけます。
【本書の内容】
まえがき
第一章 機械に心はあるのか
第二章 汎用AIネットワーク
第三章 思弁的実在論
第四章 生命とAIがつくる未来
第五章 AIと一神教