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思想としてのミュージアム~ものと空間のメディア論~ 増補新装版
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\4,180(税込)
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発行年月 |
2024年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
329p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
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ISBN |
9784409241639 |
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商品コード |
1038497792 |
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NDC分類 |
069 |
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基本件名 |
博物館学 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年08月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038497792 |
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著者紹介
村田 麻里子(著者):【著者】村田 麻里子(むらた・まりこ) 1974年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学(博士、学際情報学)。京都精華大学人文学部講師を経て、現在、関西大学社会学部教授。専門はメディア論、ミュージアム研究。共著書に、『ポピュラー文化ミュージアム 文化の収集・共有・消費』(ミネルヴァ書房、2013年)、『マンガミュージアムへ行こう』(岩波書店、2014年)、『多様性との対話 ダイバーシティ推進がみえなくするもの』(共著、青弓社、2021年)、『岩波講座 社会学〈文化・メディア〉』(岩波書店、2023年)などがある。
内容
博物館や美術館は、〈もの〉が展示されているだけの透明な空間ではない。
社会に対してメッセージを発信し、同時に社会から読み解かれる、動的なメディアである。
日本における新しいミュゼオロジーの展開を告げた画期作。
旧版から十年、植民地主義の批判にさらされる現代のミュージアムについて、
欧州と日本の事例を繙きながら論じる新章を追加。
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「新しい時代の新しいミュージアムのあるべき姿と進む方向が本書によってようやく明示された。」(青柳正規)
「ミュージアムはなぜメディアなのか。歴史と理論、実践を架橋する再定義で、運営論中心の陥穽から救う。これは、博物館・美術館の解体新書だ。」(吉見俊哉)
◎目次
プロローグ――ミュージアムを異化するメディア実践
第1章 ミュージアムのメディア論――研究の枠組と方法
1 メディア論の視座
2 ミュージアム研究の射程
3 メディア実践、メディア文化研究、メディア史
第2章 ミュージアム空間の思想
1 蒐集するまなざし
2 パノラマ的視覚――鉄道旅行、博覧会、観光
3 近代型ミュージアムの誕生
4 ミュージアム空間の完成
第3章 「ミュージアム」から「博物館」へ
1 日本人がみたミュージアム
2 博物館の「つくり方」
3 博物館空間の生産――二つの博覧会の中で
4 制度としてのまなざし
第4章 メディア・象徴(シンボル)・メッセージ
1 「帝国」の象徴(シンボル)
2 戦争とプロパガンダ
3 戦後民主主義とメッセージの喪失
4 娯楽としての博物館文化――ポピュラー文化ミュージアムの系譜
5 博物館とはいかなるメディアか
第5章 二一世紀におけるミュージアム空間の変容
1 ミュージアム・スペクタクル――欧米、アジア、そして日本
2 欧米におけるミュージアムの拡張
3 グローバリゼーション、アート、国際主義
4 日本におけるミュージアムの拡張と縮小
5 行政から消費社会へ、市民から消費者へ
エピローグ――日本のミュージアムの今後と、周縁的(マージナル)であることの可能性
あとがき
増補新装版のための補論
ミュージアムの苦悩と再生――なぜ脱植民地化するのか
1 化石燃料と植民地
2 ヨーロッパにおける脱植民地化…