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純粋機械化経済~頭脳資本主義と日本の没落~<上>(日経ビジネス人文庫 い31-1)

井上 智洋  著

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価格 \990(税込)         
発行年月 2022年02月
出版社/提供元
日本経済新聞出版社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 14p,270p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/人工知能
ISBN 9784532240196
商品コード 1034174407
NDC分類 007.13
基本件名 人工知能
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年03月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034174407

著者紹介

井上 智洋(著者):駒澤大学経済学部准教授。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論
慶應義塾大学環境情報学部卒業、IT企業を経て、早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2017年から現職。博士(経済学)。
人工知能と経済学の関係を研究するパイオニアとして、学会での発表や政府の研究会などで幅広く発言。AI社会論研究会の共同発起人をつとめる。

内容

AIがもたらす人類の変化に、世界は震撼する。

AIの普及が生み出す純粋機械化経済。我々はこれから劇的な変化を目撃する--。歴史・技術・思想など多角的な視点から未来を問う。

 ベストセラー『人工知能と経済の未来』の著者による力作、『純粋機械化経済』を、上下刊に分けてビジネス人文庫化します。

 2030 年頃にAI は、人間と同等になったり人間を超えたりはしないものの、人間の知的振る舞いをぎこちまねる程度には進歩している可能性があります。人間の知性に近いそのようなAI を手にしたものが、次世代の経済的覇権や政治的覇権を手にすることになるのです。
 それゆえ、AI の進歩の遅れている日本のような国は没落し、進んでいる中国のような国は飛躍的に経済力や軍事力を伸ばして、覇権国家となるでしょう。AI 時代に世界は大きく分岐するのです。
 本書は、AI が持つ暴力的なまでの巨大な力の正体とそれが一体どんな便益や害悪をもたらすのかを明らかにします。

 上巻では、本書を読み進めるのに必要な基本的な知識を提供。AIがどのような技術でどこまで人間の知的振る舞いを真似ることができるのかについて検討します。さらに、AIがどのように人々の雇用を奪ったり、格差を拡大させるのかを論じます。

目次