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書評掲載
丸善のおすすめ度

自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと

清田隆之(桃山商事)  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,540(税込)         
発行年月 2021年12月
出版社/提供元
扶桑社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 203p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784594089535
商品コード 1034120015
NDC分類 367.5
基本件名 男性
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年01月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2022/01/22
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034120015

内容

「男の考えていることはよくわからない」のか?
「感情の言語化」と「弱さの開示」の先にあるものとは?
劣等感、権力欲、マウンティング、ホモソーシャル、処女信仰、ED、DV etc.
見たくなかった自分と向き合った男たちの、切実な「自分語り」の記録。

どうして、男ってこうなのか、と思い続けた。
そんな私も男なので、思うだけじゃなく、
考えないといけないーー武田砂鉄(ライター)

ホモソ大国、ニッポン。
“何かを勝ち得たり他者に与える存在である”ことでしか、
自分自身を愛せないし、他者からも受け入れてもらえない。
そんな恐怖に縛られた男性たちが、
自分の弱さを許せるようになるための指南書
ーー辻愛沙子(クリエイティブディレクター)

男性たちの率直な語りには、怒りや悲しみ、加害者性や被害者性、競争意識や逃避癖、女性蔑視や男性嫌悪、プレッシャーや特権性、優しさや残酷さ、純粋さやしたたかさ、成熟や未熟、計算や衝動、上から目線や劣等感、反省や自己弁護、視野の狭さや懐の深さ、暴力性や愛情など……実に様々な要素が混在しており、表面がつるつるにコーティングされた「一般男性」という存在の内実が、実は複雑で混沌としたモザイク模様になっていたことがおぼろげながら見えたんじゃないかと思う。(本書より)

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