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書評掲載

四人組がいた。

髙村 薫  著

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価格 \1,650(税込)         
発行年月 2014年08月
出版社/提供元
文藝春秋
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 282p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784163901022
商品コード 1016009790
NDC分類 913.6
書評掲載誌 日本経済新聞 2014/09/14、朝日新聞 2014/10/05
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016009790

内容

「高村薫、ユーモア小説に挑む」

この村では、何だって起きる――。
元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さん。
古ダヌキのような四人の老人が関わると、
村の小さな騒動も、AKB48から少子高齢化まで縦横無尽。

儲け話と、食い物に目のない老人たちは、
集会所に集まっては、日がな一日茶飲み話を。
だがそこへ、事情を知ってか知らぬか、珍客がやって来る。
テレビクルーに、タヌキのアイドルユニット、元アイドルの出家、
はたまたキャベツは大行進。最後に、閻魔様まで!!

「ニッポンの偉大な田舎」を舞台にした、ブラックユーモアに満ちた奇想天外の十二編。
現代を、冷静かつ緻密に描写しつづけてきた著者が、
今の日本を、地方からユーモアとシニカルを交えて軽妙に描き出す。