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気候安全保障の論理~気候変動の地政学リスク~

関山健  著

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価格 \2,970(税込)         
発行年月 2023年05月
出版社/提供元
日経BP社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,226p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/理工学/地球科学/気象学
ISBN 9784296118137
商品コード 1035938031
NDC分類 451.85
基本件名 地球温暖化
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年06月3週
書評掲載誌 産経新聞 2023/10/08
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035938031

著者紹介

関山健(著者):京都大学大学院総合生存学館(思修館)准教授、東京大学 大学院新領域創成科学研究科非常勤講師。専攻は国際政治経済学
1998-2003大蔵省(大臣官房文書課、理財局財政投融資総括課企画係長 等)、05-08外務省(経済協力局国別協力第一課、アジア太平洋局南東アジア第一課メコン班長)、08-10東京財団(政策研究部研究員)、10-14明治大学 (国際連携機構特任講師、特任准教授)、14-16笹川平和財団(日中交流基金室長)、16-19 東洋大学(国際教育センター准教授)、19年より現職。東京大学博士、北京大学博士、ハーバード大学修士、香港大学修士

内容

 気候安全保障とは、気候変動が遠因となって起きる紛争や暴動から国や社会を守ること。気候変動は、それに伴う異常気象や自然災害が人や社会にとって直接的な脅威となるだけでなく、他の様々な経路を通じて間接的にも人間社会の平和と繁栄に対する脅威を増幅しうるのです。しかし、気候変動と紛争との関係については、未だ不明な部分が多い。気候変動が紛争を引き起こすとすれば、どのようなメカニズムによるのか? 気候変動が紛争に結びつく特定の条件があるのだろうか? 気候変動が遠因とされる紛争とは、どのような事例なのか? 今後数十年内に世界はどのような気候安全保障リスクに直面する可能性があるのか? 本書は、これらの問いに答える最先端の国際政治経済分析です。

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