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数学と物理の交差点<1> 解析力学と微分方程式

磯崎 洋  著

谷島 賢二  編
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,960(税込)         
発行年月 2020年04月
出版社/提供元
共立出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 14p,303p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/理工学/物理学/理論物理学
ISBN 9784320114012
商品コード 1031508180
NDC分類 421.5
基本件名 物理数学
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2020年05月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031508180

内容

 解析力学は現在の数学・物理学の基礎となっている題材を豊富に持つ,広大で奥深い体系である。また,数理科学を培った母体ともいえ,その影響は量子力学,電磁気学,相対性理論,統計力学,場の量子論などの物理学の分野から,常微分方程式論,偏微分方程式論,多様体論,リー群論,力学系などの数学の分野にまで広く及んでいる。また,曲面や空間を扱うための記号や基本的考え方は,解析力学の中に自然に溶け込んでおり,数理物理学の基礎を身につけるための格好の題材と言える。
 本書では,微積分と線形代数を土台として,古典的な力学の問題から始め,解析力学を通じて古典物理学・近代物理学の入門部分を概観し,数理物理学の基礎的方法を解説する。運動方程式の変換の法則の中から,微分方程式,古典的な曲線論・曲面論での計算法を学び,基礎的な微分方程式の技巧を用いて電磁気学や量子力学,特殊相対性理論の入門部分の知識を身につけていく。初学者にも理解しやすいよう,解析力学独特の専門用語を使うことは最小限にとどめ,できるだけ微積分,線形代数の言葉で記述するよう配慮されている。

目次