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スクールカウンセリングのこれから

石隈 利紀, 家近 早苗  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,760(税込)         
発行年月 2021年08月
出版社/提供元
創元社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 254p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/教育心理学
ISBN 9784422167688
商品コード 1033469728
NDC分類 371.43
基本件名 スクールカウンセリング
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2021年09月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033469728

著者紹介

石隈 利紀(著者):石隈利紀(いしくま・としのり)
1950年生まれ。アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学でPh.D取得。筑波大学心理発達教育相談室相談員、副学長を歴任。現在、東京成徳大学教授、筑波大学名誉教授。学校心理士スーパーバイザー・特別支援教育士スーパーバイザー・ガイダンスカウンセラー等の資格をもつ。また、一般社団法人日本心理学諸学会連合(副会長)や一般財団法人日本心理研修センターの役員(元理事)、一般社団法人日本公認心理師協会副会長及び、一般社団法人公認心理師養成機関連盟副会長として、公認心理師の制度作りに参加している。厚生労働省「公認心理師カリキュラム等検討会」(有識者会議)委員を歴任。
家近 早苗(著者):家近早苗(いえちか・さなえ)
筑波大学大学院博士課程発達科学科終了。博士(カウンセリング科学)。国立武蔵野学院厚生教官、聖徳大学准教授を歴任。現在、大阪教育大学教授。

内容

本書は、子供の成長を援助する「学校の力」を再発見し、再構築することを目指すものであり、教師が保護者やスクールカウンセラーらと連携して子供の成長を援助する「スクールカウンセリングの今と未来」について、現場の皆さんと一緒に考えるヒントを提供するものである。内容については1.スクールカウンセリングとは2.学校教育の現場を生かして3.子供の援助ニーズに応じて4.援助するスキルを磨いて5.子どもの苦戦に応じて6.チーム学校で、という6つのセクションからなる27章で構成され、カウンセリングの一般論ではなく、学校教育の援助サービスに焦点を当てている。当事者である子どもとのパートナーシップで、子どもの成長を援助する活動について、実践を整理する「箱」とその事例を提供する。現場の皆さんが対面する課題に応じてどの章から読んでも、援助サービスを振り返り、計画することに役立つ。また本書は、大学や大学院の研修会テキストとしても適している。教員の養成課程や教職大学院における「教育相談」の教科書として内容的に適している。「生徒指導」「特別支援教育」の参考書としても使える。また、公認心理師養成カリキュラムの「教育・学校心理学」「教育分野に関する理論と支援の展望」との内容の重なりが大きく、公認心理師の科目の教科書や参考書としても最適である。本書を一冊読み通すことにより、スクールカウンセリングの理論と実践について一通り学ぶことができる。更に、章末には「考えてみよう」コーナーを設け、現場の関係者の方々が直面する課題に関して、実際に書くことによって考えをまとめることができるため、課題解決に大きな効果がある。また、必要な図書や文献を数多く掲載しているので、関心のある領域の探求に大いに役立つ構成となっている。

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