シェイクスピアの作品研究~戯曲と詩、音楽~
熊谷 次紘, 松浦 雄二 著
内容
目次
一八、一九世紀絵画における『夏の夜の夢』のパック像-道化、幼児、小鬼、「悪魔」 『十二夜』の神話の海 ふたつの価値観のなかで-ジュリー・テイモアの映画『タイタス』における"オナー・キリング"の要素 怒れる君主-『ロミオとジュリエット』におけるエスカラス大公の判断 『ジュリアス・シーザー』における解体と部分へのまなざし 『リア王』における怒りとその先 『マクベス』を観劇するジェイムズ一世-魔女、大逆罪、王位継承権 シェイクスピア劇における人物の行動規範と観客の共感の原理についての一考察 『シェイクスピアのソネット集』における黒い女再考-錬金術と黒い聖母崇拝からの考察 シェイクスピアの作品における音楽の使用-キッド、マーロウとの比較を通して