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実習で学ぶモデルベース開発~『モデル』を共通言語とするV字開発プロセス~ 改訂

山本 透, 脇谷 伸, 原田 靖裕, 香川 直己, 足立 智彦, 沖 俊任, 原田 真悟  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,970(税込)         
発行年月 2023年03月
出版社/提供元
コロナ社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 8p,161p
大きさ 26cm
ジャンル 和書/理工学/機械工学/機械力学・材料・設計
ISBN 9784339046830
商品コード 1035828285
NDC分類 531.9
基本件名 機械設計-データ処理
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2023年04月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035828285

内容

製品設計にシミュレーションモデルを用いるモデルベース開発(MBD)について,MATLABを用いて体験的に学習できる良書の改訂版。HILシミュレータなどもWebで提供し,今回の改訂ではスマートMBDについても紹介した。

【各章について】
本書は,おもに1章~3章の準備にあたる部分と,MBDの醍醐味となる4章~6章から構成され,さらに新しく7章ではMBDの今後について概観している。
1章『モデルベース開発(MBD)』では,「MBDとは何か?」について,MBDによる開発エピソードを交えながら,わかりやすくまとめている。
2章『MATLAB/Simulinkによるモデル構築』では,モデリング,シミュレーション,検証などモデルベース開発に必要不可欠となる開発ツールの操作方法を中心に解説している。
3章『物理モデリングと解析の基礎』では,「モデルとは何か?」に始まり,微分方程式による物理モデリングについて,上述の開発ツールを用いた実習を通して詳述している。
4章『MILS』では,「DCモータの制御システム」を題材として,MILS(Model–In–the–Loop Simulation)の手順をわかりやすくまとめている。
5章『HILS』では,HILS(Hardware–In–the–Loop Simulation)について解説している。
6章『MBC』では,モデルと実システムとをつなぐキャリブレーションとしてMBC(Model–Based Calibration)の概略を紹介している。
7章『モデルとデータのインタプレイによるスマートMBD』では,「モデル」と「データ」のインタプレイ(相互作用)に基づく新しいデジタルものづくり開発プラットフォームの必要性を述べるとともに,その開発プラットフォームの一例として,編者らが広島大学デジタルものづくり教育研究センター「データ駆動型スマートシステムプロジェクト」において考察を重ねてきた「スマートMBD」を紹介している。

目次