丸善のおすすめ度
道徳的に考えるとはどういうことか(ちくま新書 1753)
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\968(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2023年10月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
235p |
---|
大きさ |
18cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/哲学/倫理・道徳 |
---|
|
|
ISBN |
9784480075864 |
---|
|
商品コード |
1036647574 |
---|
NDC分類 |
150 |
---|
基本件名 |
道徳 |
---|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2023年11月2週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/10/28 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036647574 |
---|
著者紹介
大谷 弘(著者):大谷弘(おおたに・ひろし):1979年、京都府生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻博士課程満期退学。博士(文学)。武蔵野大学人間科学部准教授などを経て、現在は東京女子大学現代教養学部准教授。専門は西洋哲学。著書に『入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』』(筑摩選書)、『ウィトゲンシュタイン 明確化の哲学』(青土社)などが、訳書に『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇 ケンブリッジ1939年』(共訳、講談社学術文庫)がある。
内容
「正しさ」はいかにして導かれるか。非主流派倫理学の立場からプラトン、ウィトゲンシュタイン、槇原敬之らの実践を検討し、道徳的思考の内奥に迫る哲学的探究。
それは、「価値観の押しつけ」ではない。
思考とは、理性、感情、想像力を総動員する活動だ。
その多様で奥深い内実に迫る哲学的探究!
その考えは正しいか正しくないか、あるいはそれをすべきか否か――。私たちは日々、様々な道徳的判断を迫られ、あるときは自然に、また別のときには悩みに悩んで結論を下す。こうした判断はしばしば、自分たちの外部にある絶対的な規準を個別の現実に当てはめるものとして思い描かれる。だが、そんなふうにすべてを一刀両断してくれるような規準などありうるだろうか。「道徳的に考える」とはそのように機械的な営みなのだろうか。本書では、「非主流派倫理学」の立場からプラトン、ウィトゲンシュタイン、一ノ瀬正樹、槇原敬之らの諸実践を取り上げることで、道徳的に考えることの本当の意味を浮き彫りにする。