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体系講義対象関係論<下> 現代クライン派・独立学派とビオンの飛翔

松木 邦裕  著

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価格 \3,960(税込)         
発行年月 2021年10月
出版社/提供元
岩崎学術出版社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 313p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/精神分析
ISBN 9784753311903
商品コード 1033728973
NDC分類 146.1
基本件名 精神分析
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年11月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033728973

著者紹介

松木 邦裕(著者):1950年佐賀市に生まれる。1975年熊本大学医学部卒業。1999年精神分析個人開業。京都大学大学院教育学研究科教授を経て,現在京都大学名誉教授。日本精神分析協会正会員,日本精神分析学会運営委員。著書 「対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門―」(岩崎学術出版社),「分析空間での出会い」(人文書院),「分析臨床での発見」(岩崎学術出版社),「私説対象関係論的心理療法入門」(金剛出版),「精神分析体験:ビオンの宇宙―対象関係論を学ぶ立志編―」(岩崎学術出版社),「分析実践での進展」(創元社),「不在論」(創元社),「摂食障害との出会いと挑戦」(共著,岩崎学術出版社)その他。訳書 ケースメント「患者から学ぶ」,「あやまちから学ぶ」,「人生から学ぶ」(訳・監訳,岩崎学術出版社),ビオン「ビオンの臨床セミナー」(共訳,金剛出版),「再考:精神病の精神分析論」(監訳,金剛出版)その他。

内容

本書は対象関係論の体系的テキストとして初級から中級の読者を想定している。精神分析を学び始めた人には学びの取っ掛かりとして,すでに学んでいる人には理解の進化の道しるべとして役立つことが目指されている。本書を一回読み通し,その後関心を引いたところを再度,再々度読むことで,対象関係論を包括的かつ相対的に理解することができる。下巻では,クラインと前期ビオンを継承し基盤とした現代クライン派精神分析の理論と技法を代表的な分析家の紹介も含めて解説するとともに,クライン・グループと並走するもう一つの対象関係論学派,独立学派の歴史と現在を展望,そして対象関係論を飛翔させたビオンの業績を中期,後期の区分を付けて解説する。

目次