KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載
丸善のおすすめ度

女性の自立をはばむもの~「主婦」という生き方と新宗教の家族観~

いのうえ せつこ  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 1週間 
価格 \1,650(税込)         
発行年月 2023年05月
出版社/提供元
花伝社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 154p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784763420626
商品コード 1036008044
NDC分類 367.21
基本件名 女性問題
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年06月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2023/08/05、朝日新聞 2023/12/23
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036008044

著者紹介

いのうえ せつこ(著者):1939 年岐阜県大垣市生まれ、フリーライター。横浜市在住。県立大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動を行う。一般社団法人日本コンテンツ審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。著書として、『チヨさんの「身売り」:歴史に隠された女性たちの物語』、『新宗教の現在地:信仰と政治権力の接近』、『ウサギと化学兵器:日本の毒ガス兵器開発と戦後』(以上花伝社)、『子ども虐待:悲劇の連鎖を断つために』、『女性への暴力:妻や恋人への暴力は犯罪』、『高齢者虐待』、『多発する少女買春:子どもを買う男たち』、『買春する男たち』、『新興宗教ブームと女性』(以上新評論)、『主婦を魅する新宗教』、『結婚が変わる』(以上谷沢書房)など。

内容

貧困に釘付けられた「主婦」たちは、新宗教に規律と居場所を求めた──。

推薦・田中優子氏(法政大学前総長)
なぜ女性たちは、古い家族観を振りかざす宗教にからめ取られるのか? 本書から、女性たちを追いつめてきた社会の歴史が見える。


女性たちを「主婦」として家に縛りつける、日本の法制度と雇用システム。逃げ場のない女性たちは、新宗教に魅了されていく。
新宗教が一気に信者数を増やした80年代、自立を奪われた「主婦」たちを取材した著者が見たものとは。政治と新宗教の癒着がつくりだす、「女性の貧困」の正体。

目次