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デービッド・アトキンソン新・所得倍増論~潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋~

デービッド・アトキンソン  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,650(税込)         
発行年月 2016年12月
出版社/提供元
東洋経済新報社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 305p
大きさ 19cm
版型 A4
ジャンル 和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史
ISBN 9784492396353
商品コード 1023518148
NDC分類 332.107
基本件名 日本-経済
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年01月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2017/01/22、朝日新聞 2017/02/12
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023518148

著者紹介

デービッド・アトキンソン(著者):1965年イギリス生まれ。オックスフォード大学「日本学」専攻。小西美術工藝社代表取締役社長。奈良県立大学客員教授。「デービッド・アトキンソン新・観光立国論」で山本七平賞受賞。

内容

ベストセラー『新・観光立国論』の著者、30年間の集大成がついに刊行。日本はいま、潜在能力をまったく活かせない「日本病」に陥っている。その原因を特定し、「あたりまえの政策」を実行するだけで、【平均年収2倍】【GDP1.5倍(770兆円)】が可能になる!データに基づく客観的な分析で解説する、日本に輝かしい未来をもたらす方法。■潜在能力が活かされていない日本・日本は「GDP世界第3位」の経済大国 →1人あたりGDPは世界第27位・日本は「輸出額世界第4位」の輸出大国 →1人あたり輸出額は世界第44位・日本は「研究開発費世界第3位」の科学技術大国 →1人あたり研究開発費は世界第10位・日本は「ノーベル賞受賞者数世界第7位」の文化大国 →1人あたりノーベル賞受賞者数は世界第39位■潜在能力を活かせば、日本はこうなる・平均給与は男性が1.6倍、女性が2.7倍に。全体では約2倍に拡大・GDPは1.5倍の770兆円に・貧困問題、国の借金の問題、社会保障費問題も解決する■筆者のコメント皆さんが学校でこんなに熱心に勉強して、塾にも通って、就職してからも毎日長い時間を会社で過ごし、有給休暇もほとんど消化せず、一所懸命働いているのに、「生産性は世界第27位」と言われて、悔しくないですか。先進国最下位の生産性と言われて、悔しくないですか。こんなにも教育水準が高い国で、世界の科学技術を牽引するだけの潜在能力がありながら、1人あたりのノーベル賞受賞数が世界で第39位というのは、悔しくないですか。「ものづくり大国」を名乗りながら、1人あたり輸出額は世界第44位と言われて、悔しくないですか。私は、悔しいです。日本は、この程度の国ではありません。日本の実績を「この程度」に押しとどめている原因を特定し、改革を実行すれば、日本は必ずや、劇的な復活を果たせるはずです。本書がその一助となれば、筆者としてこれほど嬉しいことはありません。

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