KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載

星を掬う(中公文庫 ま55-2)

町田そのこ  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \836(税込)         
発行年月 2024年09月
出版社/提供元
中央公論新社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 355p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784122075634
商品コード 1039205724
NDC分類 913.6
書評掲載誌 読売新聞 2024/11/03
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039205724

著者紹介

町田そのこ(著者):町田そのこ
一九八〇年生まれ。福岡県在住。
「カメルーンの青い魚」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。二〇一七年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。『52ヘルツのクジラたち』で二〇二一年本屋大賞を受賞。近著に『星を掬う』(中央公論新社)、『あなたはここにいなくとも』(新潮社)、『夜明けのはざま』(ポプラ社)などがある。

内容

手に掬い取れるものが、星のようにうつくしく輝きを放つものであればいい。
そのひとつに、わたしとの記憶もあったら、嬉しいな。


千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。
「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、途中、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げ――。
すれ違う母と娘の感動長篇。
〈解説〉夏目浩光