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丸善のおすすめ度

植物の触覚器官~クラシックサイエンス~

Gottlieb Haberlandt  著

片岡 博尚  翻訳
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \9,350(税込)         
発行年月 2023年12月
出版社/提供元
丸善出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 19p,211p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/植物学
ISBN 9784621308837
商品コード 1037361287
NDC分類 471.1
基本件名 植物形態学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年01月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037361287

内容

オジギソウやムジナモが昆虫などの接触を感じてかなりの速度で運動することは当時からよく知られていた。Haberlandt はそこに生理的解剖学を導入した.

本書では、植物のどこで昆虫の接触や植物自身が動くことにより支持物体に接触したことを受容するのか,また,そのような機械刺激が受容される仕組みを,単に植物を観察するだけでなく,針や毛を使って感受細胞を探し,顕微鏡切片を作って解明しようとしている.さまざまな植物の運動器官に加え,カメムシやヒザラガイなど動物の接触刺激の感受器官との対比や系統発生から見た感受器官の進化など,非常に広範な内容を含んでいる.

2021 年ノーベル医学・生理学賞は「感覚センサー分子の発見」をしたArdem Patapoutian とDavid Julius の両氏に送られた.まさにHaberlandt が100 年以上前に想定した機械刺激の受容体が姿を現そうとしている.

目次