著者紹介
フランク・H・ナイト(著者):フランク・H・ナイト(Frank Hyneman Knight: 1885-1972)大戦間期の理論経済学者。自由主義市場経済体制を擁護し、ケインズ主義的経済介入に異議を唱える「シカゴ学派」の始祖として知られる。M・フリードマンやR・コースらに影響を与えた、20世紀を代表する経済思想家。
桂木 隆夫(翻訳):桂木隆夫(かつらぎ・たかお)1951年生まれ。法哲学および公共哲学専攻。学習院大学教授。日本法哲学会理事。主な著書に、『自由と懐疑、ヒューム法哲学の構造とその生成』(木鐸社)、『市場経済の哲学』(創文社)、『自由とはなんだろう』(朝日新聞社)、『ことばと共生』(三元社)などがある。
佐藤 方宣(翻訳):佐藤方宣(さとう・まさのぶ) 1969年生まれ。経済学史専攻。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、関西大学経済学部教授。主な共編著に『ビジネス倫理の論じ方』(ナカニシヤ出版)などがある。
太子堂 正称(翻訳):太子堂正称(たいしどう・まさのり)1974年生まれ。経済哲学・社会思想史専攻。慶應義塾大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東洋大学経済学部准教授。主な共編著に、『ハイエクを読む』(共著、ナカニシヤ出版)、『経済思想の中の貧困・福祉』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。