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人でなしの櫻(講談社文庫 と61-1)

遠田 潤子  著

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価格 \902(税込)         
発行年月 2024年04月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 392p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065351390
商品コード 1038260073
NDC分類 913.6
書評掲載誌 読売新聞 2024/05/26
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038260073

著者紹介

遠田 潤子(著者):1966年大阪府生まれ。2009年『月桃夜』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。’12年『アンチェルの蝶』で大藪春彦賞候補に。’16年『雪の鉄樹』で「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベストテン」第1位に。’17年『冬雷』で第1回未来屋小説大賞を受賞。同年『オブリヴィオン』で「本の雑誌2017年度ノンジャンルのベスト10」第1位に。’18年『冬雷』で日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補に。’20年『銀花の蔵』が直木賞の候補作となる。他の著書に、『緑陰深きところ』『イオカステの揺籃』『邂逅の滝』など。

内容

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村山由佳氏 絶賛

ラストの情景はぴたりと見事に着地が決まって、これしかないという美しさだ。
ひとは、こういうカタルシスを覚えたくて物語を読むのだろう。
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凄絶な愛の物語。
父が壊した女。それでも俺は、あの女が描きたい――。


【内容紹介】
若き日本画家・竹井清秀は、病で死が迫っていた。
ある晩、緊急事態が起きたと連絡を受け、
絶縁していた天才料理人の父・康則のマンションへ向かう。

目の当たりにしたのは、父の死体。
そして、全裸の少女。
彼女は、康則によって十一年間ここに閉じ込められていた――。

芸術と愛、その極限に迫る圧巻の衝撃作。