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異界への旅~世界のシャーマニズムから臨死体験まで~

ヨアン ペテル クリアーノ  著

桂 芳樹  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \4,180(税込)         
発行年月 2021年08月
出版社/提供元
工作舎
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 361p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/宗教哲学・宗教社会学
ISBN 9784875025313
商品コード 1033557905
NDC分類 160.4
基本件名 宗教
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年10月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033557905

著者紹介

ヨアン ペテル クリアーノ(著者):1950年ルーマニア・イアーシ生まれの宗教学者、哲学者、思想史家。ブカレスト大学在学中ペルージャに留学した際、イタリアに亡命。ミラノのカトリック聖心大学を卒業。その後、パリ第4大学(パリ・ソルボンヌ大学)で博士号取得。1975年ヨーロッパを離れ、シカゴ大学で客員教授、神学教授として長く務める。故国の先輩である著名な宗教学者ミルチャ・エリアーデに師事し、その協力者・後継者として期待される存在となった。
グノーシス主義、ルネサンス期の呪術を中心に、オカルト、エロス、精神、歴史の相互関係に関する独創的な著書・研究書を多数著わし、学術論文、書評、資料編纂も数多い。また「ジャーナル・インコグニタ」の編集長を務めるなどのジャーナリスティックな活動や、魔術的な雰囲気の小説を発表するなどの偉才ぶりを発揮したが、1991年シカゴ大学構内で何者かに暗殺される。ルーマニアの政治を批判したためといわれている。
邦訳書に『ルネサンスのエロスと魔術』(工作舎)、『霊魂離脱(エクスタシス)とグノーシス』(岩波書店)。エリアーデとの共編に『エリアーデ世界宗教事典』(せりか書房)。
桂 芳樹(翻訳):1932年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒、同大学院人文科学研究科修士課程修了。名古屋大学助教授、筑波大学助教授、神田外国語大学客員教授を歴任。専攻はドイツ文学、ルネサンス思想史及びヨーロッパ文化史。訳書に、『ルネサンスのエロスと魔術』、アンドレ・シャステル『ルネサンス精神の深層』、ガイア・セルヴァディオ『ルネサンスのマドンナたち』、『エラノス叢書』(共訳)、エティエンヌ・バリリエ『蒼穹のかなたに』Ⅰ・Ⅱ、『霊魂離脱(エクスタシス)とグノーシス』。
2018年7月、本書『異界への旅』の本文訳了後、逝去。

内容

宗教学の泰斗が、古今東西の神話や伝承、宗教説話から蒐集した脱魂や昇天、臨死体験、憑依、シャーマンにまつわる多彩なエピソードの検証を通して、煉獄から四次元世界まで、「この世の外」の世界に迫る。瞠目の異世界探求史。

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