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大脳基底核~意思と行動の狭間にある神経路~(ブレインサイエンス・レクチャー 7)
市川 眞澄
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,520(税込)
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発行年月 |
2019年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,151p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/生理学 |
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ISBN |
9784320057975 |
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商品コード |
1030556559 |
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NDC分類 |
491.371 |
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基本件名 |
脳 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年09月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030556559 |
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著者紹介
苅部 冬紀(著者):同志社大学脳科学研究科准教授。博士(農学)。専門は神経科学。
高橋 晋(著者):同志社大学脳科学研究科教授。博士(工学)。専門は脳神経科学。
内容
「こうしようと思う」ことと,「実際に動く」ことの間にいったい何があるのだろうか? パーキンソン病は,中脳という場所に存在するドーパミン神経細胞が失われることによって発症する病気である。パーキンソン病になるとただじっと動けなくなるというだけではなく,振戦というふるえ,つまり「動きたくないのに動いてしまう」症状が出たり,普段は歩けない床にチョークでラインを引いてあると歩けたりといったことが起こる。
ドーパミン神経細胞は,健康な状態では,大脳基底核という脳領域に投射している。つまりパーキンソン病の症状は,大脳基底核がドーパミンを受け取れなくなることで起きていると考えられる。しかしながら,パーキンソン病の症状はあまりにもミステリアスで,その説明はなかなか一筋縄ではいかない。実際に現在の最先端の研究でも,未解決の部分がたくさん残されている。
この本では,そんな思いどおりに動くための「大脳基底核」について,解剖,生理,薬理などいろいろな側面から解説した。未解決な部分は,できるだけ未解決であることがはっきり伝わるように書いたつもりである。未解決の部分を含めて読者の皆さんに少しでも興味をもっていただけるよう,専門的なやや難しい部分と読みもの的な部分,そして学術論文にはなかなか書けない筆者らの妄想も本書には盛り込んだ。研究分野として発展途上の領域のため,「わかる」ためではなく,「自分なりに推理する」つもりで読んでいただければと思う。