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アジア諸国の女性障害者と複合差別~人権確立の観点から~(研究双書 629)

小林 昌之  著

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価格 \3,410(税込)         
発行年月 2017年03月
出版社/提供元
アジア経済研究所
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,246p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策 /社会保障・社会福祉・社会政策
ISBN 9784258046294
商品コード 1024226905
NDC分類 369.27
基本件名 障害者福祉
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年06月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024226905

著者紹介

小林 昌之(著者):小林 昌之 アジア経済研究所新領域研究センタ-
崔  栄繁 DPI 日本会議
四本 健二 神戸大学大学院国際協力研究科教授
吉村 千恵 熊本学園大学社会福祉学部講師
森  壮也 アジア経済研究所開発研究センタ-
金澤 真実 一橋大学大学院経済学研究科博士課程
浅野 宜之 関西大学政策創造学部教授

内容

本書では、女性障害者に焦点を当て、開発途上国において女性障害者が直面している人権課題を提示し、それに対して国の立法や施策、障害当事者運動がどのように対応しているか分析し、問題を明らかにすることを目的とする。とくに、序章で詳述する障害者権利条約が謳っている、女性障害者に対する複合差別に対して、対象国がどのように認識し、対応し、課題を抱えているのか、当該国の文脈のなかで掘り下げて考察する。なお、各章の論述では上記に留意しながらも、当該国で焦点となっている論点を取り上げて考察を行っている。対象国は、障害者権利条約の制定に地域として主導的に取り組んだ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)に属するアジアの6カ国(韓国、カンボジア、タイ、フィリピン、バングラデシュ、インド)である。韓国は開発途上国ではないものの、同国はアジア地域で障害分野を先導するひとつのモデルであり、比較対象として解明が必要となっている。

目次