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歴史を複眼で見る~2014〜2024~

平川祐弘  著

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価格 \2,310(税込)         
発行年月 2024年10月
出版社/提供元
弦書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 360p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784863292963
商品コード 1039353119
NDC分類 914.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年12月1週
書評掲載誌 産経新聞 2024/12/01
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039353119

著者紹介

平川祐弘(著者):1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史。フランス、イタリア、ドイツに留学し、北米、フランス、中国、台湾などで教壇に立つ。『小泉八雲 西洋脱出の夢』(新潮社/講談社)、『東の橘 西のオレンジ』(文藝春秋、サントリー学芸賞)、マンゾーニ『いいなづけ』(翻訳・河出文庫、読売文学賞)。著書に『和魂洋才の系譜』(平凡社ライブラリー)、『ダンテ『神曲』講義』(河出文庫)、『ルネサンスの詩』(沖積舎)、『アーサー・ウェイリー『源氏物語』の翻訳者』(白水社、日本エッセイスト・クラブ賞)、『西洋人の神道観』(河出書房新社、蓮如賞)『竹山道雄と昭和の時代』(藤原書店)、『平川祐弘著作集』(勉誠出版)、『japanʼs Love. Hate Relationship With the West 』(Brill)『ghostly Japan as Seen by Lafcadio hearn』(Bensei
Publishing)

内容

比較文学比較文化学会の碩学として、またダンテ『神曲』の名翻訳者としても知られる著者の随筆集。2014年夏から2024年夏までの80篇余を集成した。日本とアジアそして西洋を視界に入れ、常に「文化の三点測量」を土台に置いた思考と表現は、日本と日本人とは何かという最も切実な問いを私たちに投げかけてくれる。本書第一部の「世界の中の日本の宗教文化的個性である神道の国柄」では改めて日本の個性について考えさせられる。第四部では、「日本語と英語がせめぎ合う学問的戦場」を生きてきた著者ならではの表現が光る。

目次