ソフトマターのための熱力学
発行年月 |
2009年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
240p |
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大きさ |
21 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784785328252 |
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商品コード |
0109024091 |
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NDC分類 |
431.6 |
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基本件名 |
熱化学 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0109024091 |
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著者紹介
田中 文彦(著者):京都大学名誉教授、理学博士。1947年 奈良県生まれ。東京大学理学部卒業、東京大学理学系大学院博士課程修了。東京大学助手、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所研究員、東京農工大学助教授・教授、京都大学教授などを歴任。主な著書に『ソフトマターのための熱力学』『高分子の物理学』(以上 裳華房)、『高分子系のソフトマター物理学』(培風館)、『 理工系のための物理学の基礎』(共著、日新出版)などがある。
内容
高分子、液晶、ゲル、ゴム、コロイド、エマルション、生体物質、……。
本書は、身近で工業的にも重要なソフトマター(柔らかい物質群に対する総称;ソフトマテリアル)を理解するために必要な熱力学を、法則の適用の仕方に力点をおいてまとめたものである。ソフトマターの相転移や化学反応による物質転換を中心に題材を選び、分子論は極力避けて、マクロな熱力学の威力を最大限に発揮するように工夫をした。混合エントロピーについては、ボルツマンの原理に基づく分子論的な描像についても説明し、その延長上にある正則溶液理論、高分子溶液理論を基本モデルとして含め、熱力学の予測する結果の分子論的な内容確認のために随所で用いた。