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帝国をつなぐ<声>~日本植民地時代の台湾ラジオ~

井川 充雄  著

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価格 \7,700(税込)         
発行年月 2022年02月
出版社/提供元
ミネルヴァ書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 5p,247p,4p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784623092796
商品コード 1034153506
NDC分類 699.2224
基本件名 放送事業-台湾
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年03月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2022/03/19
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034153506

著者紹介

井川 充雄(著者):2022年8月現在
立教大学社会学部メディア社会学科教授

内容

1925年に始まった日本のラジオ放送は、1928年11月の御大礼を中継するべく、「外地」や満洲国も含めた放送網の整備を進めた。日中戦争が始まると、「東亜放送網」を形成し、日本の版図全域に拡大。ラジオは国語やラジオ体操の普及など、国民化=皇民化のための文化的統合の手段として用いられ、また台湾放送協会は南方への宣伝の拠点ともなった。本書は、台湾を舞台に、帝国をつなぐ〈声〉として機能した初期ラジオの実相を明らかにする。

目次