丸善のおすすめ度
少年が来る(新しい韓国の文学 15)
井手 俊作
翻訳
|
在庫状況
お取り寄せ
|
お届け予定日
10日間
|
|
|
価格
\2,750(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2016年10月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
275p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/文学/中国文学 |
---|
|
|
ISBN |
9784904855409 |
---|
|
商品コード |
1023233526 |
---|
NDC分類 |
929.13 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2016年12月3週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2016/12/11、毎日新聞 2018/09/02 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023233526 |
---|
著者紹介
ハン・ガン(著者):1970年韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業。
1993年季刊「文学と社会」に詩が、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇にデビューした。
現在、ソウル芸術大学の文芸創作科教授。
『菜食主義者』で、韓国で最も権威ある文学賞、李箱文学賞を受賞、また2016年国際的に権威ある文学賞の1つマン・ブッカー賞国際賞を受賞。その他の作品に、短編集『麗水の愛』『私の女の実』、長編小説『黒い鹿』『あなたの冷たい手』『風が吹いている、行け』、散文集に『そっと静かに歌う歌』『愛と、愛を取りまくもの』などがある。
小説のほかに、絵本『雷小僧、天女稲妻、小僧天女』、大人のための童話『涙の箱』『わたしの名前は太陽花』などがあり、童話の翻訳も多数手がけている。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数。
井手 俊作(翻訳):1948年、福岡県生まれ。
1974年、早稲田大学政治経済学部卒。
新聞社勤務を経て2009年に韓国文学作品の翻訳を始める。
訳書に崔仁浩の小説集『他人の部屋』と小説『夢遊桃源図』。
内容
1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。