著者紹介
温又柔(著者):温又柔
一九八〇年、台湾・台北市生まれ。両親ともに台湾人。幼少期に来日し、東京で成長する。二〇〇九年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作、一六年『台湾生まれ 日本語育ち』で日本エッセイスト・クラブ賞、20年『魯肉飯のさえずり』で織田作之助賞を受賞。著書に『来福の家』『真ん中の子どもたち』『空港時光』『永遠年軽』『祝宴』、エッセイ集『「国語」から旅立って』『私のものではない国で』、小説家・木村友祐との往復書簡集『私とあなたのあいだ――いま、この国で生きるということ』などがある。