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書評掲載

図書館がくれた宝物

ケイト・アルバス  著

櫛田理絵  翻訳
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価格 \2,090(税込)         
発行年月 2023年07月
出版社/提供元
徳間書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 381p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784198656652
商品コード 1036325528
NDC分類 933.7
書評掲載誌 朝日新聞 2023/08/26
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036325528

著者紹介

ケイト・アルバス(著者):米国の児童文学作家。ニューヨークで育つ。心理学者として研究に携わっていたが、友人の参加する創作の集まりに顔を出したことをきっかけに、物語を書くことのおもしろさに目覚める。本書がデビュー作。
櫛田理絵(翻訳):滋賀県生まれ。早稲田大学法学部卒業。英語圏の児童文学作品を中心に紹介・翻訳を行っている。訳書に『ぼくとベルさん』『ぼくと石の兵士』(PHP研究所)などがある。

内容

1940年、ロンドン。
ドイツとの戦争が
始まったばかりの英国。
12歳のウィリアム、11歳のエドマンド、
9歳のアンナの三人きょうだいの
保護者がわりだった祖母がなくなった。
三人の両親は幼いころ亡くなっている。
遺産がのこされたが、未成年の三人は、後見人がいないと
遺産にも手をつけられない。
そこで、弁護士のエンガーソルさんが、
集団学童疎開に三人も参加することを
提案した。
空襲の恐れのある
ロンドンにいるよりは安全だし、
ひょっとしたら疎開先で、
後見人になってくれる人が
見つかるかもしれない…。

疎開先では辛いことも多い。
厳しい疎開生活のなか、
3人の救いとなったのは、
村の図書館だった。

ロンドンから疎開した
本の好きな3人きょうだいの
心あたたまる物語。
巻末に、物語中に登場する本のリストを収録。